「セロトニン」の不足が生み出す慢性疲労

 

 

体操やジムでの運動、食事にも気をつけている。

それなのに近頃なぜか疲れが抜けない、気分が優れない…。

なんてことはありませんか?

すると体のことや食事、自分の健康法が悪いのではと考えてしまいがちですよね。

 

でもそれはセロトニンというホルモンの不足により、

痛みや疲労感に敏感になり過ぎているだけ

かもしれません。

 

この記事は、その「セロトニン不足」に影響される不調がどうして起きるのかを解説し、対処法までお伝えしていきます。

 

数分で読める内容ですので、ぜひ読んでみてくださいね。

セロトニンの役割

人には、心の動きや体組織の修復に欠かせないセロトニンという重要なホルモンがあります。

このホルモンが不足すると、自律神経のコントロール機能が乱れ、自己の働きを維持する力が落ちてしまいます。

 

具体的に言うと、

  • 痛みやストレスに対する我慢強さが無くなる。
  • 良いと言われるセルフケアや食生活を行っていても効果が出にくいと感じる。
  • 睡眠の質が悪くなり、疲れがたまる。

このような問題が出てきます。

セロトニン不足の原因は?

 

そんなセロトニンの減少に大きく関わるのは

「暮らしのリズムの乱れ」です。

 

  1. 出社日と在宅勤務が交互で仕事のパターンが乱れがち。
  2. 休憩を取るタイミングがわからない。
  3. ご飯を食べる際も、テレビやスマホを見ながらになっている。
  4. スマホやタブレットを見すぎてついつい夜型の生活に。
  5. 子育てをしながら仕事もして常に疲労困憊…。

などなど、今の社会は様々な事情で暮らしのリズムを乱してきます。

 

暮らしの中からリズム・一定したサイクルが

失われていく…。

こういう習慣によって、自律神経やセロトニン分泌のサイクルが乱れ、減少していくのです。

セロトニンを増やすには?

 

セロトニンの減少を防ぎ、脳内の分泌量を増やすことで、疲労やストレスをためにくい体になります。

 

また、健康のためのアプローチの働きもよく体に作用するようにもなっていきます。

 

ぜひ以下の3つの方法を試してみてくださいね。

1.一定のサイクルを守る

◯ 昼夜のサイクル

日中にしっかりと陽の光を浴びると、セロトニンがメラトニンに変化することを抑制してくれます。

そうして夜まで充分温存されたセロトニンが夕方の薄暗さや体温の低下を引き起こし、心地よい眠気を生み出します。

睡眠時には、成長ホルモンの修復作用やメラトニンの抗酸化作用、抗がん作用が充分に発揮されます。

これが疲労回復やセルフケアの効果増進に寄与します。

 

◯ 就寝・食事のサイクル

食事のサイクルを一定にしましょう。

そうすることで体内時計が乱れずに済み、内臓や自律神経に余分な負担がかかることを避けられます。

すべてをうまくしなくとも、起床時間、朝食のタイミングだけでも整えてみましょう。

2.必須アミノ酸「トリプトファン」の摂取

トリプトファンというセロトニンの材料になる物質を多く含む食物を食べましょう。

  1. 鰹節や赤身の魚
  2. スイートコーン
  3. ナッツ
  4. 大豆の加工食品

に多く含まれます。

 

セロトニン自体はパイナップルやバナナ、ナッツ類に多いですが、直接セロトニンを補っても、脳には運ばれません。

自律神経を整える作用をするタイプのセロトニンは脳の縫線核というところでトリプトファンを経由して作られる必要があります。

 

セロトニンをサプリや薬で取る場合は、かえって過剰摂取による「セロトニン症候群」という自律神経の異常が起きるリスクがあります。

 

ですので、食事の中でトリプトファンを摂取し、体の中でセロトニンに作り変える事が必要です。

3.リズムを意識した暮らし

暮らしの中に安定したリズムを意識するだけでも、セロトニンの生成量が増す事がわかっています。

 

◯ 歩行のリズム

いつも施術の際にお伝えしているような、骨盤の起きたきれいな歩行をしましょう。

全身運動になるよう、買い物ついでや通勤とは別の時間に手ぶらで行えると最高ですね。

 

◯ 咀嚼のリズム

早食いやながら食べをせず、ご飯をよく味わうようにしましょう。

ガムを噛んだりするのも有効です。

 

◯ 呼吸のリズム

肩がいかったり、背中の丸まった姿勢にならないよう日頃から気をつけ、深い呼吸をしましょう。

太極拳やヨガ、腹式呼吸のエクササイズを行うのもいいですね。

 

これらを義務に感じたり、行き過ぎた目標を設定せずにおおらかな気持ちで行います。

まとめ

 

セロトニンは、自律神経の作用で一番大きな歯車の役割をします。

血管、体温調節、体内時計、食欲やストレス耐性、痛み感覚など多くの生理作用を支えています。

 

ポジティブな出来に反応し、ネガティブな気持ちなときには逆に分泌量が減ります。

またメラトニンに変化すれば睡眠の質にも関わってきます。

 

その働きが乱れたら、当然不調を感じやすくなったり、健康になるための努力も感じにくくなりますよね。

 

今一度日々の暮らしを振り返り、こんなご時世の中でも気持ちを穏やかに、規則正しい暮らしを保つよう努めてください。

 

その上で正しい運動と食事、睡眠のリズム・サイクルが整えば、

特別なサプリやエクササイズなどに頼らなくても元気な体になっていきますよ。

個人の努力では難しいと感じたら

歩行や呼吸のしかたのポイントを忘れてしまった、トライしてみたけど難しい。

忙しくて自力で補うには無理がある…。

もしそんな事があれば、お気軽に当院にお問い合わせください。

 

LINEでいつでもお返事させていただきますし、背骨のローラーや生活指導、頭部冷却クライオサーミア)を受けにいらしてもらえば、その際に詳しく健康法を指導いたします。

 

暮らしのリズムを大切にして、体調を崩しやすい今の時期を乗り切ってくださいね。