夜中に目が覚めるほどつらく、薬も効かない五十肩　58歳　男性

初診：H３１年３月７日

左上肢の挙上制限（左５０°、右８０°）熱感、腫脹あり。

体幹の左回旋制限、右仙腸関節に疼痛。右股関節に運動制限。きついストレートネック。

肩の炎症症状がひどいため、施術前に患部の冷却を行う。

疼痛緩和が見られたので、ハイクオリティーハーネスにて股関節の矯正施術。

リダクター施術を行う。

肩のアイシングと姿勢の指導を行い終了する。

２回目：３月１１日

肩の挙上が７０°程度まで上がるようになる。痛みもあまりなく、夜もぐっすり眠れたとのこと。

腕のしびれは完全に無くなる。

全体的な筋緊張が解けて、もともとあったと思われる脊椎のねじれがはっきり出てくる。

肩よりも体幹の回旋制限、仙腸関節部の疼痛が気になり始めている様子。

デスクワーク時の姿勢の改善と、アイシングを肩と腰の両方に行うように指示。

３回目：３月２２日

脊柱の捻れがとれて、体幹を回旋しても腰に痛みを感じることがなくなる。

若干の肩の挙上制限と、手の親指のしびれが気になる程度。

施術と、再発防止の歩行指導を行う。
正しい軌道で腕を振りながら歩く事を練習すると、施術後よりも更に腕が挙がるようになる。

４月の下旬に登山に行く計画があるため、しっかりと治したいと前向きな言葉も出るようになる。

４月１７日　最後の来院日（６回目）

３回目から２度ほど来院し、少しずつ症状が緩和。肩の痛みやしびれはほぼなくなる。
若干の腰痛のほかに、猫背姿勢、ストレートネックなど、まだ症状には出ていない気になる歪みはあるが、ご本人が今の体調に納得されているので、終了する。

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