しびれで字もうまく書けない状態の手根管症候群 37歳 女性

● 主訴:右手小指・薬指のしびれ、親指に力が入らない

● 併発症:眼精疲労

● つらくなった時期:いつ頃からか分からない

● 問診時のお話:

手を使う仕事をしているのに満足にできない。

字をきれいに書いたり、料理をしっかり作れるようにしたいという希望をお持ちだった。

整形外科で、検査と一定期間の飲み薬だけの対処で簡単に「手術しかありません」という通告をされ不信感を持ったそう。

友人に相談をしたら当院を紹介されたと話してくださった。

施術内容・経過

初診:H30年4月19日

右手親指に強いしびれと筋力低下あり。右首にも強い張り。

チネルサイン(+)肘部管圧迫時にもしびれが増強した。

重心が左に偏り右足にむくみあり。

腰椎の前湾も少なく体幹のひねりは左に行きづらい。

肩関節も硬く、上肢の挙上も十分にできなかった。

全身を矯正した後、手の冷却指導、テーピングの貼付もする。

 

再診:H30年4月24日

初診時から全体として調子が良好。4月22日から不調が再発してきたが、字はきれいに書ける。

重心の偏り、身体のひねり動作が安定し、肩に柔軟性が出てくる。

首を中心とした矯正を行い、併せて重心の偏りを無くす体操の指導、物を持つときの手の使い方を指導する。

 

4回目:H30年5月6日

仕事で少し頑張りすぎてしまい右親指のしびれが悪化する。夜お箸がうまく持てなかったそう。

重心の偏り、立ち座りなどの動作にも大きく改善がみられる。

全身の骨格矯正、体操の指導を行う。

 

8回目:H30年6月18日

右親指のしびれが軽減し、だるさに変化する。

背骨の歪みや動きの柔軟性はかなり向上。初診時の倍以上の可動域になる。

 

12回目:H30年6月18日

右親指のしびれが軽減し、だるさに変化する。

背骨の歪みや動きの柔軟性はかなり向上。初診時の倍以上の可動域になる。

 

その後

2週に1回程度の通院に切り替え、日常生活での自己管理ができているか確認しながら施術をしていく。

手の症状は順調に改善し、無理をしてしまった日の翌日にしびれが出る程度になった。

以降は仕事柄良く起きる肩こりが手よりも気にあるようになったため、定期的に来院して下さっている。

通院終了時の状態(まとめ)

手術が必要な状況は早期に回避できてよかった。

多忙な方のため、自己管理に割ける時間が無かったため度々症状が悪化してしまったが辛いときは通院頻度を多くしてくれたのですぐに復帰できた。

気持ちが前向きで、冷却などすぐに取り掛かれる日常指導はすぐに行ってくださったのもプラスに作用した。

手根管症候群に対処する施術の様子

写真は左右にスライドできます

検査で根本原因を把握

様々なローラー器具

ローラー器具使用例

ローラー器具使用例②

手技による矯正

背骨も施術することもあります

テーピングで再発防止

ていねいな生活指導

住所 〒173-0023

東京都板橋区大山町15-5 グランドール大山 101

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ひらき整骨院